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AUTOCULT オートカルト 11014 1/43 MB 15/70/100 PS レーストランスポーター & モンツァ 1924 ホワイト

型番 11014
定価 47,300円(税込)

■商品名:AUTOCULT 1/43 MB 15/70/100 PS レーストランスポーター & モンツァ 1924 ホワイト
■スケール:1/43
■年代:1924
世界限定333台
予約品 発売予定 10月発売予定

メルセデスベンツは、1924年9月7日に開かれるモンツァグランプリレースに出場したいという願望をもった。
当時そのスポーツイベントは人と機械の両方にとって大きな挑戦だった。
すべての名立たるヨーロッパメーカーはレースで成功を収めることで自分たちの車が一流だということを証明しようとした。
メルセデスにとってそれは第一次世界大戦終戦後初のグランプリへの参加であった。

この参加で注目すべきことは当時工場で勤続年数1年しかなかったフェルディナント・ポルシェがこのグランプリの為に2リッター、8気筒エンジンを搭載したM218レースカーを製造したことである。
おそらく、非常に複雑なテクニックを必要としたそのレースカーでの移動は損傷を招くかもしれないと思われた。

レースカーの搬送目的の為だけに、シュヴァーベンのエンジニアはメルセデス 15/70/100PSを改造した。
改造は車の後部中心に施された。
運転席から後ろを撤去し通常の後部エリアとトランクの代わりに木製の梁と板で出来た下部構造を設置しレースカーを安全に輸送できるようにした。
ローディングランプの間隔が広くとられ、レースカー全体が余裕で納まった。
イタリアへの道中、タイヤが4つのくさびで固定された。

ダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフトの人たちが、新しく作成されたトランスポーターの重要性に気づき、会社の歴史として記念に残すために写真を撮った。
合計3枚の写真が重要な革新を今に伝える証拠となっている。
今日、それら3枚の写真以外このレーストランスポーターの痕跡はなにも残っていない。

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